W&N 限定色と新色の話
W&Nの限定色と新色を以前ゲットしたので紹介しようと思います!
砂漠カラーは2016年頃に出たらしい限定色で、ジュエルカラーは去年7月に出たようです。
どちらも独特の色合いで惹かれますね!
それぞれのシリーズの色は以下の通り
砂漠カラー
ジュエルカラー
- キナクリドンバイオレット
- アクアグリーン
- スマルト(デュモントブルー)
- コバルトグリーンディープ
- トランスペアレントオレンジ
砂漠カラーはイエローチタネイトとフタロサファイアだけありません…
フタロサファイアは人気色のようで、探しても入手出来ませんでした…(´・ω・`)
砂漠カラーは無くなり次第販売終了とのことですが、Toolsのウェブショップでまだ一部購入出来るようです。
砂漠カラーではダークブラウン推しです…良い茶色具合なので定番になって欲しいですね
ジュエルシリーズは全部好みですがスマルトの青紫感は他メーカーでは中々ないように思えます
トランスペアレントオレンジの鮮やかなオレンジも好みです
クサカベのパッションオレンジと並ぶぐらいに好きなオレンジかも。
フタロサファイアが入手出来ないのは残念ですが、調べたら色合いに似ている色があるようで
セヌリエのブルーセヌリエとシュミンケのフタロサファイアブルーが近いというか
使用している顔料が一緒とのことで気になってます…
いつか定番色として再販して欲しいなーとか密かにおもっています( ˘ω˘ )
水彩紙再レビュー②
やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画第二弾~!
今回は意図せずオリオン社さん縛りになってしまいましたがレビューしていきたいと思います!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください
ハーネミューレ・バンブー
■オリオン社/竹90%、コットン10%配合/細目/ドイツ製
ハーネミューレの水彩紙の中で一番好みの水彩紙です
こちらは竹90%配合(残り10%はコットン)
発色は綺麗で少しクリームかかっているので柔らかい印象になります
個人的にコピックで塗ったような感じかな?
ただハーネミューレの水彩紙というかオリオンさんの水彩紙全般なのかもですがマスキングにはかなり弱いです…
剥がそうとすると一緒にべりべり剥がれるのでおすすめしません(;・∀・)
ハーネミューレ・セザンヌ
■オリオン社/コットン100%/細目・中目・荒目/ドイツ製
ハーネミューレの中でお高めのイメージ。
発色は綺麗だけどやや控えめで塗りやすいけど私の塗り方のせいなのかムラできやすい…?
でもペン入れもすいすい出来るし特に癖も感じないかな
個人的に中目が一番使いやすい。コピックとの相性も良さそう。
左が中目、右が荒目使ってます。
ハーネミューレ・トルション
■オリオン社/中性紙/ドイツ製
表面が少しがさがさしている水彩紙です。
猫の腹毛っぽい手触りかなと思ったけど私の幻想でした←
ややクリームかかっているので発色はやや柔らかめの印象。
手触りががさがさしているのに塗り心地良いし修正もしやすい。
淡い色もしっかり定着してくれるのも良き。淡い印象の絵とかに合いそう。
シリウス
■オリオン社/中性紙(ウッドパルプ)/日本製
名前に惹かれて購入したもの←
和紙のような手触りで水彩境界が出来やすい。
発色はやや抑え目で、塗りムラが出来てしまう…(´・ω・`)
影をくっきり付けたい絵にはおすすめかも。
コピックとの相性は良い感じ。むしろコピック向きの紙のような気がする。
左が透明水彩、右がコピック使用したもの
アクリルデネブ
■オリオン社/中性紙(ウッドパルプ)/細目・中目/日本製
両面使える水彩紙です。細目と中目の2種なので気分で使い分けたり出来るの良いですね
個人的に中目が使いやすい印象。
中目は目が粗いので分離絵具を使うと分離具合が分かりやすいので良き
個人的に可もなく不可もなく普通に塗りやすい紙かな。
細目はややつるっとしている感じでペン入れもしやすい
左が中目、右が細目使ってます。
ちなみに水彩色見本カードではアクリルデネブの中目派です(?)
今回は少なめですがこの辺で!
オリオンさんの水彩紙は割と癖が強いのが多いので大分相性が合う合わないのが分かれそうですね
無難なのは個人的にはアクリルデネブかなと思います。
オリオンさんの水彩紙でワーグマンというのがあるのですがそちらも気になってます…!
水彩紙再レビュー①
やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビューです!
今回は有名どころ中心にレビューしていきます!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください
ホワイトワトソン
■ミューズ社/コットン高配合・木材パルプ/中目/日本製
最初ヴィフアールが思うように使えなくてぴえんってなっていた所でおすすめ頂いた水彩紙。
ちゃんと真面目に使ったという点では初めての水彩紙かもです。
最初は「めっちゃええやん」って思っていたのですが塗り重ねていくと紙がボロボロに…(´;ω;`)
水彩よりはコピックで塗る方が好きかなー
でもぼかしとかはかなり優秀ですしコスパも良いので最初の水彩紙としてはおすすめです。
ホワイトアイビス
■ホルベイン社/コットン高配合/中目/日本製
現在ほぼメインで使っている水彩紙です。
最初にポスカサイズを買ってSMサイズのブロック買ってスケブも買いました←
これ中目なんですけどアルシュの荒目並みに凸凹の主張が激しいです。
しばらくすると絵具が滲んできたりするので淵まで塗らない方が綺麗に塗れるかもです。
個人的にその滲みを利用してふんわりとした幻想的な雰囲気の絵を描く時に向いてそう。
癖が強くて好みが分かれる紙ですが私は好きです。
ウォーターフォード
■ホルベイン社/コットン100%/細目・中目・荒目/ナチュラルとホワイト有/イギリス製
ホルベインのポストカードコレクションに入っていたもの
個人的になんだか高級そうな水彩紙だーー(語彙力)って印象です
ナチュラルなので発色は少し抑え目の印象。
最初は塗りづらい印象があったのですが改めて使うと水彩境界が綺麗だし
ぼかしも綺麗に出るし普通に塗り易くない?って思いました
もったいなくてまだ数回しか使ってません…この絵ではナチュラル・中目を使用しています。
ヴィフアール
■マルマン社/木・竹パルプ配合/細目・中目・荒目/日本製
一番最初に触れた水彩紙。しかしどうにも仲良くなれず……
細目がダメなら荒目はどうだろうと使用した所なんとか荒目なら仲良くなれそうです。
ヴィフアールの何が苦手かというとめちゃくちゃ水を弾くことです…
荒目でちょうどいい感じですかね、個人的に一度水で濡らしてから塗る方が塗りやすい気がします。
でもお値段も水彩紙の中では安価だしコスパも良いので練習に使うにはいいかもしれない
W&N コットマン
■ウィンザー&ニュートン社/木材パルプ/細目・中目・荒目/日本製
画材店で購入。結構コットマンおすすめしている方がいたので気になっていました
個人的にヴィフアールと同じかなと思ってたら塗り心地はコットマンの方が好きかも。
中目にしてはつるっとしている印象かな、荒目だとまた使い心地が変わりそう
発色も綺麗だしぼかしも綺麗に出来る……
けど絵具の定着が早いのかぼやぼやしてるとムラが出来てしまう…それがなければ普通に好きな紙です。
アルシュ
- 価格: 3300 円
- 楽天で詳細を見る
■マルマン社/コットン100%/極細・細目・中目/フランス製
知る人ぞ知る最高級水彩紙です
細目~中目で失敗してしまっているので荒目を購入したのですが
かなり凹凸が激しいです。細目ぐらいでちょうどよかったかも……
もったいなくて中々使えない紙の一つ…でもさすが最高級なだけあって塗り心地が半端ない
ぼかしも発色も優秀。水彩境界も綺麗だしさすが最高級(大事なことなので二回言いました)
ただ目が荒いのか絵具置いたらじわーと滲んできます(;・∀・)
ブロックとかパットだと値段がえぐいですが、ハガキサイズなら5枚で550円とお安めなのでとりあえずどんなものなのか使ってみたい人に良さそうです。
4/4追記)アルシュ細目が届いたのでレビュー。ミリペンだとやや引っかかりがちなので鉛筆を使用しましたが鉛が浮いてきて絵具が濁りました…アルシュの紙質と相性が悪いのかも(;´∀`)
塗りやすさ的に個人的に細目が好みでした。
左が荒目、右が細目で描いてます。
Paul Rubens水彩紙
■Paul Rubens社/コットン50%/中目/中国製
中国のメーカー・Paul Rubensから出ている水彩紙ブロックです。Amazonで999円でした。
サイズ感的にポスカサイズとSMサイズの中間ぐらいかな?
最近ホワイトアイビスと並んでメインで使ってます。
正直言うと値段的にそこまで期待していなかったのですが、これがまた結構良いです!
ちょうどいい凹凸にぼかしも発色も綺麗!
使用感的に凹凸が少なめなホワイトアイビスっていう印象でしょうか
ただこのブロック紙、四方を固めている糊が強すぎて気をつけて剥がさないと
紙を破いてしまうという悲しい事故も起きかねないのでそこだけ気をつけたら良い紙かと
キャンソンヘリテージ
キャンソンヘリテージ水彩紙 ブロック 荒目 360×510mm
- 価格: 12870 円
- 楽天で詳細を見る
■マルマン社/コットン100%/極細・細目・荒目/フランス製
値段を見て頂けるとわかりますがアルシュと並ぶほどの最高級水彩紙です。
画材屋さんの通販でお試しサンプルが無料だったので取り寄せました
さすが上ランクの水彩紙だけあってぼかしも分離も綺麗に出ます。
荒目はアルシュの荒目よりは凹凸が大人しめかな、極細は若干凹凸が残ってる感じで
塗りにくさとかは特に感じませんでした。
発色もぼかしも綺麗なので塗っててテンションがあがる紙です。
欲しいけど値段がえぐい……orz
左が荒目で、右が極細を使っています。こうして見ると印象が変わりますね。
今回はこの辺で!
大分有名どころを集めたのですがいかがでしょうか?
また時間があればレビューしていきます!
分離色はいいぞ(SUPER VISION編)
そんなわけでご無沙汰です( ˇωˇ )
突然ですが私は分離色にかなりハマっています。
分離色で有名なのはダニエルスミスのルナブルーとムーングロウですね。
あとはミジェロのブルーバイオレットも比較的有名ではないでしょうか?
ダニエルスミスで分離色の魅力を知ってからミジェロ、Paul Rubens、今回のSUPER VISIONと海外の透明水彩に手を出し始めました
というわけでSUPER VISIONのハーフパンを全色購入しましたのでご紹介です!
SUPER VISIONは中国のメーカーで、ゲットするにはメルカリなどで個人輸入している方から購入したり、輸入代行を頼んで購入するしかなさそうだと思っていたのですが
なんとハーフパンはAmazonで10色セットが販売されていたので私はそこで購入しました。
チューブなどは個人で輸入するしかなさそうですが、このご時世なのでもう少し入手を待った方が良いかもですね(´・ω・`)
ちなみにヤフオクではハーフパン10色セットが1万越えで変な声出そうでした(^q^)
スキャンしてみました!
左二列がハーフパン限定色、三列目からがチューブで出ている色です。
ハーフパン限定色はチューブで出ている色よりは派手な分離というわけではなく、上品で落ち着いた分離という印象です。
チューブでの分離色は華やかで分離もサイケな感じがします。
どちらの分離も好みですけどね!
個人的に青碧、絳紫、夕月、薫衣草、羽仙歌、浣溪沙、拾翠羽が好みですね。
浣溪沙は美しい青なので青空などに使いがちですね。
もちろんどの色も好きだったりしますが( ˘ω˘ )
実はチューブ色はあと3色手持ちにないのでいつか入手したいです…(っ `-´ c)
逆に使いどころに迷っているのは采桑子だったり…不穏な雰囲気の背景とかに使うと結構良い感じでした(?)
ハーフパンなら比較的手に入りやすいと思うのでおすすめです!
次回はPaul Rubensをつらつらと語りたいです( ˘ω˘ )
今月買ったもの
めちゃくちゃ買ってしまったのでは??
これ一部除いてほとんどメルカリさんで分け売りしているのを購入したものです…
めちゃくちゃ増えました…
そんなわけで今月買った絵具はこちらになります
三列目の三段目までが今日届いたものです。
W&Nの砂漠カラーなるものが気になっていたのでブラウン系増やしてみました。
このダークブラウンの色味が好きというかこういう色味のブラウンが欲しかった……!
正直定番色になって欲しい……期間限定色なんて…
ニューガンボージは金髪に使えそうだなぁと思ったので購入。塗ったらめちゃくちゃ美しいです。
キナクリドンゴールドに近いかと思いきや、色味が違う気がします。
今回分けて頂いたテリーハリソン!
BlueBellの分離に一目惚れして衝動買いしました…
この手の紫と分離に弱いんですよね…
今回買った紫ほぼ色味一緒じゃ……?と思ったので塗り比べました
上からSUPERVISIONの御紫、Paul Rubensの皇家紫、ミジェロのブルーバイオレット、テリーハリソンのBlueBellです。
こうして見ると地味に色味が違うんですねー
ブルーバイオレットの方が赤味強い印象がありますね
今月散財しまくったので少し絵具買うの控えよう……た、たぶん
W&N、シュミンケなどの他メーカー 色見本
W&Nやシュミンケなどの他メーカーの色見本です。
W&Nは基本おすすめと聞いたりしている色しか集めてないですね💧
ローズマダージェニュインは色味も好みなんですが、本物の薔薇の香りがするんです!
ローズドーレーはローズマダージェニュインとまた違う色味のピンクで可愛い!
W&Nには砂漠カラーという2016年に出た限定色があるらしく2色ほどToolsで購入してみました!
その中にあるフタロサファイアだけは入手困難になってしまった模様です(´・ω・`)
いつか定番色として復活してくれたら嬉しいです…
シュミンケはヘリオセルリアン以外は分け売りで買ったものです。
一本がお高いので中々手が出せません……
空から突然諭吉が降ってきたら全色集めたいです(強欲)
ミジェロはブルーバイオレットに完全に一目惚れしてチューブ買いましたが
ミジェロブルーも中々に良い青なのでいつかチューブで買いたいですね。
2枚目はほぼSUPER VISIONとPaul Rubensです。
この二つは日本未発売なので個人輸入かメルカリやヤフオクで出品している方から購入するしか方法がありません(´・ω・`)
でもどの色も分離が美しくて個性的なので買って損はないと思います!
ダニエルスミスはドットカードはありますが、買ったモノはまだ少ないです。
上の三つはおすすめの分離色。
ダニエルスミスには分離色が多くあるのですがRose of Ultramarineが美しいと
小耳にはさんだのでいつか試したいですね!
どのメーカーも高くて手が出せないよ~って方はドットシート買って試すのもアリかもしれません。