画材のあれやこれや

画材のあれやこれや

アナログ画材のあれこれの覚え書き

私が水彩沼に浸かってしまうまで ②

画材通販サイトで画材を買った

 

画材を購入する上で避けられない問題……それは……

 

ホ ル ベ イ ン 以 外 の 絵 具 が な い \(^o^)/ 

 

送 料 が 高 い ! ! ! ! !

 

北海道住みなので送料が一番ネックです…離島料金ってなんやねん(憤怒)
なのであまり送料がかからない(一番理想的なのはネコポス)かつたくさんのメーカーがある通販サイト…出来ればターナーとクサカベが両方あるサイトがいいという私のニーズに応えてくれそうなサイトさんが画材通販.jpさんでした!!!

 

www.gazaihanbai.jp

 

こちらは一万円以上送料無料ですが、送料が一律650円という私的には良心的な送料だったのと
ターナーやクサカベ、シュミンケ、W&Nなど有名メーカーの絵具の取り扱いがあったのが良かったです
こちらでたくさん画材を購入……今でも時折お世話になっています……( ˘ω˘ ) 
個人的にレンブラントやセヌリエやマイメリも扱っているのが良きです…

アルシュを初めて使う

上記の通販でさり気なくアルシュを購入。
アルシュの名前だけは何故か知っててめちゃくちゃお高い水彩紙の印象があったので私に使いこなせるかな…(震え声)って感じで買うことに躊躇していたのですが…
ハガキサイズで5枚入りで550円というお値段で売っていたので購入…
このお値段ならまだ手出ししやすいかなと思ったので()

塗った感想、さすがアルシュって感じです。発色がかなり良かった。

使い勝手は良かったけどもったいなくて中々使えていないです…

 

分離色と出会う

 

 水彩クラスタさんから分離色とかという話を聞いて「分離色」ってなんぞや!?となり調べて知ったのがダニエルスミスの分離色でした。
Moonglowの色味が綺麗で、めちゃくちゃ欲しかったのですがダニエルスミスはチューブ一本でも結構なお値段……なので手を出すにも結構躊躇してどうしようどうしようって迷った結果…

買 い ま し た よ ね ()

 

チューブが届いた時めちゃくちゃテンション上がりましたよ……そりゃもうテンション上がりましたとも
憧れのダニエルスミスが目の前にいる~~~!!!ってなりました()
実はダニエルスミスのチューブはまだ2本しか持っていないです…そうそう手が出せないのがつらい…

 

どうやら少し前までは個人輸入するしかなかったみたいです(今では日本正規店があります)
ダニエルスミスの次に知ったのがミジェロのブルーバイオレット。
この色をきっかけにミジェロというメーカーを知りましたね…
その次に知ったのがPaul RubensとSUPER VISION…こんなにえぐい分離があるんだ!?って驚きましたね( ˘ω˘ ) 

フリマサイトを利用するようになる

海外製やPaul Rubensなどの絵具は日本で買えなくて個人輸入でしか購入出来なかったので、どうしても欲しいな~でも個人輸入難しそうだな…って思いつつ調べていたら
なんとメ○カリで水彩絵具をハーフパンに入れて分け売りしている方がいらっしゃって正直チューブ買ってもそこまで頻繁に使うわけでもないからハーフパンぐらいで丁度良いかなと思っていたので購入。
始めたきっかけがターナーの海外展開色のパステルカラーでした

可愛いですよね!個人的にこのペールウィステリアの色が好きで……
海外色が世界堂さんで取り扱いするまではほぼフリマサイト頼りでした…
フリマサイトは結構良いです…ホルベインの廃盤色など売ってる時もあるし海外でしか取り扱っていないものとかたまにあったり見てて楽しいです

 

現在そして今気になっているもの

ものの見事に水彩沼に急降下で落ちましたね…( ˘ω˘ ) 
情報収集に画材レビューブログさんを見たり、ドットカード買ったりすると欲しい色がどんどん増えていく…

今ではダニエルスミスも分け売りして頂いたものがたくさんあり、月光荘も増えてますね
今気になっている色はミジェロのシェルピンク、メロングリーン、ブライトオペラ、ブルーイッシュパール。
シュミンケのネープルスイエローレディッシュ。レンブラントのダスクカラー色々気になっています
いつか入手出来たらいいなぁ…( ˘ω˘ ) 

私が水彩沼に浸かってしまうまで ①

約三ヶ月ぐらい更新していなかった事にびっくりしました( 'ω')
そんなわけであと一ヶ月ぐらいで透明水彩始めて一年経とうとしているので今回は水彩沼にハマってしまうまでの記録を思い出しながら書こうと思います

 

はじめに

今までアナログ絵といえばずっとコピックしか使ってきませんでした。
デジタルにハマるまでずっとコピックで絵を描いてて創作のキャラ紹介絵も全部コピックで描いてました
今思えば一日に数枚ぐらい描くという狂気的な事をしていました()
コピック自体は学生時代からお小遣いなどでちまちま集めていました
それも行きつけの画材店は全画材が常に50%とかだったので学生的には助かってましたねー
その画材屋さんはもうなくなってしまいましたが…(´・ω・`)

水彩に関してはこの時から憧れはあったものの、自分には合わないと思い避けていました。

デジタル絵を描くようになってからはしばらくアナログから離れていて(描いても年に一枚あるかないか…)
ダイソーやセリアでイラストマーカーを出すようになって、それを購入した事がきっかけとなり
アナログ絵のメイキング動画を見るようになり、自分もアナログ絵描きたいとなり数十年ぶりぐらいに
コピックを整理したりして、ものの見事にアナログ再熱しました。

 

透明水彩を始めたきっかけ

アナログ絵メイキング動画を良く見るようになったあたりで、透明水彩絵具のレビューを良く見るようになり「へぇ~こんな感じなんだなぁ」って思ってました
そのあたりで周りで透明水彩をやっている方が多くてすごいなぁ、やりたいなぁと思うと同時に、でも難しそうだなぁと思いつつ実践できずにいました
そんな時に知ったのがセリアの和の色絵具と水彩色鉛筆!
そうだこれで試してみて合わなかったらやめよう!と思い購入。
思った以上に楽しくて、次にファーバーカステルの水彩色鉛筆を購入

 

しかしその後に透明水彩への憧れは消えず、地元に小さな画材屋があることを知りホルベイン透明水彩を数本購入。

今思えばなんでこの色チョイスだったんだろうなぁって思いますw
その時ちょろっと描いた絵がこれでした

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カメラで撮ったので画質が色々アレですが……
たしか水彩色鉛筆と一部透明水彩だと思います…たぶん!
今思うと肌色はほぼ水彩色鉛筆頼りでしたね…

 

 ターナーとクサカベの透明水彩を購入。そして沼へ

元々ターナーのマヤブルーが気になっていたのでターナー透明水彩18色セットを購入
その後クーポンがあって何を思ったのかクサカベの透明水彩18色セットを購入。

 

正直買ってよかったです…これを機に一気に水彩沼に浸かりました
透明水彩を買って一ヶ月経った図がこちらです()

 
この二つのセットを買って「こんなにも綺麗な色があるのか!」って感動しましたね
特に感動したのはクサカベのサップグリーンの美しさ!
元々画材ブログさんのレビューで存在自体は知っていたのですが実際見た時の感動は今でも忘れられません

 

透明水彩は紙が大事だと知った日

水彩を始めた時に衝撃だったのは紙によって塗り心地が変わるという事!
恥ずかしながら私は絵が描ければどんな紙でもいいやと思っていまして、紙には特にこだわりがなかったのでびっくりしましたね…
当時使っていたのはセリアのマーメイド紙とヴィフアール。
しかしヴィフアールとの相性がとにかく悪くて…絵具がめちゃくちゃ弾くし塗り心地も悪い…?となっているうちに「やっぱり私には透明水彩向いていないんだ…」と挫折しかけました
ある意味これが透明水彩において初めての挫折かも

後に創作相方が水彩に詳しい方に聞いた所「ホワイトワトソンが良い」とお言葉をいただき、ホワイトワトソンと水彩紙のアソートを購入しました


いや、驚きましたね…紙によって塗り心地が全然違う……
このあたりから「他の水彩紙の塗り心地はどんなものなんだろう」と思うようになり
ホルベインのポストカードコレクション、ホワイトアイビスを続けて購入

 


今思えばこの買い方がよかったのかどうかはわかりませんが、自分でどの紙が好きか苦手か分かるので良いかもしれません。
今でも気になる紙があったらちょくちょく買っています。
今気になってるのはW&Nのプロフェッショナル水彩紙……お値段がお高いので手が出せないのが難点です。



結果、この中で一番良かったのがホワイトアイビスとなりました。次点でクレスター。
ホワイトアイビス、クレスターは今でもちょくちょく使っていますね
クレスターはコスパ良いので落書きとか気楽に描けるので良きです。



水彩紙に関しては下の記事参照で

cezanneibis.hatenablog.com

cezanneibis.hatenablog.com

cezanneibis.hatenablog.com

cezanneibis.hatenablog.com

cezanneibis.hatenablog.com

 
②につづく……

水彩紙再レビュー⑤

やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画も第五弾になりました!
毎度のごとく個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

 

 

ムーラン・ドゥ・ロワ


■マルマン社(キャンソン)/コットン100%/極細・細目・荒目/フランス製/

ずっと使いたかった水彩紙の一つです。
個人的にヘリテージより取っ付きやすい印象。
とにかくぼかしが綺麗だし、絵具が伸びやすいし発色も綺麗です
ただし濃い色は乾くと色が薄めになるので何回か重ね塗りしていくと綺麗に出来るかもです。
シャーペン線画との相性も個人的によかったです
ただし大きいサイズは大分お高めなのではがきサイズだとコスパが良いかなって感じですね
ヘリテージさんもはがきサイズで出してくれんかな…(遠い目)
絵に使用しているのは荒目です。

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ラングトン・プレステージ


■クサカベ(ラウニー)/コットン100%/中目/イギリス製/

ラングトンのワンランクアップした方です。
お値段見て通りかなりお高い水彩紙です……
かなり塗りやすいしぼかしもグラデも綺麗にできます。
こちらも乾くと色が薄くなりがちなので何度か重ね塗りするのがおすすめです。
適度に水彩境界も出来るので水彩って感じの塗りが出来る印象。
普通のラングトンをまだ試していないので入手したら違いとか比較したいです

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モンバルキャンソン


■マルマン社(キャンソン)/ウッドパルプ/中目/フランス製/

びっくりするぐらい水彩境界が出来る
狙っていない所に水彩境界が出来まくるので個人的に苦手な紙です…
塗り心地はヴィフアールとコットマンの中間ぐらい…?(曖昧)
個人的にふんわりとした塗りよりはぱきっと陰影がある絵の方が向いてるイメージ。

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アヴァロン


ホルベイン/コットン100%/中目/イギリス製/

説明に「めっちゃ水弾くよ!!塗る前に水でばーっと濡らして塗ってね!(要約)」って書いてあったので
使い心地悪いのだろうかって構えていたんですが個人的に好きな紙です
とにかくぼかしが綺麗。綺麗にぼかしが出来るもんだからテンション上げてぼかしまくってしまう
グラデも優秀ですしホルベインさんが出してる水彩紙の中では推しです…
塗り心地的にはストラスモアに近い印象。

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そんな感じで最近使ったものを紹介してみました~!
ワットマンを入手したのですが見事に風邪をひかれていたのでマルチサイジングを塗った上で
復活できたら改めてレビューしたいと思います…orz

コピックに合いそうな紙まとめ(※随時更新)

水彩紙にも色々あるけどコピック紙にも色々あるよねってことで
自分メモがてらコピックと相性が良い紙を紹介しようと思います٩( 'ω' )و

 

マルマンスケッチブック

みんな大好きマルマンさんの図案シリーズのスケッチブック。
私も昔から愛用しているものです。
結構描きやすいんですよね…色鉛筆との相性も良いしコピックとの相性も良き。
いい感じに滲んでくれるしぼかしも出来るので入門にはおすすめかなとか。
何よりコスパが良いんですよね…私はB6サイズ愛用してました。
セリアにもダイソーにも小さいサイズの売っているんですよ…良い時代になりました(?)

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マーメイド紙(セリア)

セリアで八つ切サイズで2枚入りで売っていたものです。
フォロワーさんがかなり良いと情報を得て気になって購入したものです。
現在は店舗から消えているみたいなのでたぶん生産終了したのでしょうか…(´・ω・`)
ミューズさんのマーメイドリップルよりかなり薄いので水彩に使うとめちゃくちゃ反ります。
私は裁断機で色々なサイズに裁断して使用しました。
個人的にマルマンのスケブを少しランク上げた感じっていう印象でしょうか。
グラデも綺麗に出来るしぼかしも優秀なのでかなり塗りやすい紙だったんですがなくなったの残念です…

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 ヴィフアール

ご存知ヴィフアール。
水彩では相性があまり良くなかったですがコピックだとかなり相性良かったです。
発色もかなり綺麗ですしぼかしも綺麗…なんですが…
インクの吸い込みが良いのでゴリゴリ減っていきます。
一時期愛用してましたがあまり使わなくなりました…コピックで使うなら細目がおすすめです。

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コピックペーパーセレクション・スケッチブック

コピックのメーカーさんが出しているコピック用のスケッチブックです。
LサイズとSサイズと小さめのスクエアサイズがありますが、私はSサイズ購入しました。
紙はコピックペーパーセレクションの特選上質紙を使用しているそうです。

ちなみに塗り心地はかなり良かったです!さすがコピック専用紙…
発色も文句なしに綺麗なので画面がパッと華やかになる感じがしますね
ミリペンで描くと少しつるつるしますがそれ以外は特に不便を感じませんでした。
ただ難点を言うならお値段ですかね…
コスパを考えるならペーパーセレクションの特選上質紙を買う方がいいのかなとか思いますがそこは好みかなとか。

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 FIG/0 スケッチブック

FIGは販売店舗が限られているようで、通販ならToolsさんでしか購入出来ません。
表面がざらざらしているけどミリペンでのペン入れがするする出来ます。
ぼかして塗ると水彩境界のようなものが出るので水彩風になって面白いです(*´∀`*)
発色も文句なしに良いです!
表紙の色もたくさんあるので好きな色を選んで買うのもアリですね(私は限定色のミントを買いました)

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シリウス

オリオンさんの水彩紙です。
表面がざらざらしていて紙色もややクリーム色寄りなので温かい雰囲気のイラストに合いそうです
個人的に水彩紙で塗るならシリウスの方が好みですかね
発色はやや抑え気味ですがグラデなどはかなり優秀だと思います!

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ホワイトワトソン

ご存知ホワイトワトソン。
こちらは水彩にも使えるけどコピックとの相性もかなり良いです。
ぼかしも綺麗に出ますしグラデも綺麗に出る印象。
発色もかなり良いし何よりコスパも良いのでおすすめです。

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マーメイドリップル

ミューズさんで出している方のマーメイド紙です。
個人的にこちらが厚みがあるのと常時買えるという点ではこちらがおすすめですかね
お値段はややお高めですがその分塗りとか発色はかなり綺麗です。
個人的にぼかしも綺麗に出るので水彩風な感じになるかなとか。

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フライングタイガー水彩紙

blog.jp.flyingtiger.com

フライングタイガーコペンハーゲンというお店に売っている水彩紙です。
ちなみに私が住んでいる北海道には一軒もありません\(^o^)/
某フリマアプリで購入しました…通販もしていないし滅多にフリマアプリでも出てこないので発見したらラッキーです。
表面は凹凸があるもののかなりつるつるですしかなり癖のある紙質だなぁって印象です。
水彩でもコピックでも重ね塗りに弱い印象なのでがっつり塗りよりはラフのような感じの塗りとかに向いてる感じですかね?
ただ水彩ブロック紙にしてはお値段がかなりお安めなので練習とかには良さそうです。

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アルビレオ

 

水彩ではあまり相性良くなかったアルビレオですが個人的にコピックの方が相性良さげでした。
淡い色もがっつり色乗ってくれるので良きです…
紙色もクリーム色寄りなので優しい雰囲気の絵に合いそうです。
ただかなりインクが滲むので塗るとき気をつけねばですね…

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以上になります!
他にもコピックと相性良さそうな紙はあるみたいなので描いたら随時更新していきたいと思います!

水彩紙再レビュー④

やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画第四弾~!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

 

 

マットサンダース

www.gakubuti-gazai.com


■ミューズ社/中性紙(ウッドパルプ)/細目/日本製/廃番

現在廃番となっている紙です。
なので運良くフリマサイトか文房具屋さんとかにあって見つけたらラッキーな感じです。
私は7種の水彩紙を再購入した際に運良くマットサンダース入りのを購入して、某フリマサイトで売られていたのを購入しました。
表面はややざらついてる感じですかね。塗り心地はコットマンに似てましたね。
結構ムラが残るのでせこせこ塗らないと大変な事になりそうです…
コピックで使ってる方もいるみたいなのでコピックとの相性も良さそうです。

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 ワーグマン

オリオン社/ウッドパルプ/細目・中目/日本製

 

アクリルデネブと同じく両面使える水彩紙です。
細目は個人的に中目ぐらいで、中目が荒目ぐらいの目の粗さでは?って思いました。
塗りやすさでは細目が好みかもしれない。
中目はミリペンで線画するのが大変でした……目が荒いので分離色とかに活かせそう。
発色はかなり良いです。あと私が買ったものは350gなのですが水をたくさん使ってもたゆみませんでした
左が細目、右が中目で描いたものです。

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ファブリアーノ・エキストラホワイト

■ミューズ社(ファブリアーノ社)/コットン100%/極細目・細目・荒目/イタリア製/メーカー在庫限り

 

知る人ぞ知る感じの有名な水彩紙ではないでしょうか?
正式名称(?)はアルティスティコ水彩紙だそうです
周囲からファブリアーノは良いぞって聞いていたので気になっていたのですが
何故か中々手が出せず…取り扱い終了すると聞いて急いで荒目のSMサイズ買いました()
荒目は個人的に中目ぐらいの粗さでちょうど良い感じでした。
ミリペンでのペン入れもしやすいですし発色もかなり良いしグラデも綺麗に出来る優等生です。
ただあえて欠点を言うなら滲みが苦手なのかなって感じの印象でした。それ以外は本当にいい感じ。
こちらはメーカー在庫限りで取り扱い終了するようですので購入の際はお早めに…

 

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ファブリアーノ・クラシコ5

■ミューズ社(ファブリアーノ社)/コットン50・木材パルプ50/細目・荒目/イタリア製/メーカー在庫限り

こちらも同じファブリアーノ社の水彩紙です。
ファブリアーノのサンプル紙を購入した際に一緒に付いてきました。
紙が210gなので水をたくさんを使うと当然ですがめちゃくちゃ反ります(;・∀・)
まぁ、でも元々ボタニカルアート用だもんね…せやな…
私が絵に使用したのは荒目ですがそこまでぼこぼこしている印象もなく普通に塗りやすい印象
こちらもメーカー在庫限りで取り扱い終了だそうです。

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そんな感じで今回はここ最近購入した水彩紙を紹介してみました!
ようやく運命の水彩紙に出会えたと思ったらメーカー取り扱い終了でかなしみです…
せっかくなので取り扱い終了までは相棒になってもらいますよファブリアーノさん……
他にも使ってみたい水彩紙が多いですね…廃番になったワットマン、ミューズケナフ、ムーラン・ドゥ・ロワ、あと現在販売しているものならラングトン、ラングトンプレステージストーンヘンジ
いつか出会えたらいいなぁと思いつつまた何か描いたらレビューします( ˘ω˘ ) 

水彩紙再レビュー③

やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画第三弾~!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

 

 

ストラスモア・インペリアル


ホルベイン社/コットン100%/細目/アメリカ製

数あるホルベインさんの水彩紙の中で結構好きな紙です。
少しウォーターフォードに似てるかも?でも塗り心地はこっちの方が好き。
発色綺麗に出るし、個人的にぼかしも綺麗に出来る優秀な子だと思ってます
表面が強いのでマスキングにも強い。

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クレスター

 

ホルベイン社/コットン配合/中目/日本製

ホルベインさんの安価な水彩紙の中ではクレスターが好み。
水弾きもそこまでせず、特に問題を感じられない無難な紙っていう印象。
ぶっちゃけると可もなく不可もなくバランスの良い感じかな
塗り心地もそこまで不便を感じません。
比較的安価なので練習とかに使うとかに良さそうです。

 

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アルビレオ

 

ホルベイン社/ウッドパルプ/中目/日本製

完全に名前買いだったんですが(…)実際触ったらとんでもなく相性悪かったです…
ヴィフアール並みに水弾きがすごかったです…
とにかく癖が強すぎるので好き嫌いが分かれそうな紙っていう印象です。
ただこのアルビレオコピックとの相性も良いので個人的にコピックで使う方が好きです(水彩紙とは)
左が透明水彩、左がコピックを使って描いたものです。

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ランプライト

■ミューズ社/コットン100%/中目/日本製

名前が好きです(??)
塗り心地は普通に塗りやすい紙っていう印象。
ぼかしもすっと出来るし特に塗りにくさは感じなかったかも。
ものすごく弾くという情報を聞いたんですがそこまで弾かなかったかも?

 

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ニューブレダ

 ■ミューズ社/中性紙//日本製

ややクリーム色がかった表面がざらっとした紙です。
個人的に塗りやすいけど可もなく不可もなく……なんとなく印象薄い紙です(好きな人ごめんね)
ぼかしが綺麗に出来る印象。目の粗さ的に細目に近いかも。

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今回は少なめですがこの辺で!
改めて始めたてに使ったきりの水彩紙を使うと印象が大分変わってきますね。
最近ワーグマンと現在廃番になって入手困難なマットサンダースを入手出来たので近々レビューしたいです!

 

ではでは~!

手持ちのホワイトを比較してみた

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アナログ絵を描く上で絵具とかコピックとか大事ですが、個人的にホワイトも重要だなぁって思ってます
そんなわけで先日漫画ライナーを購入したのとせっかくなので手持ちのホワイトと比較してみました

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こんな感じです!スキャンしたので少し色が薄めですが……
上からざっくり紹介していこうと思います

シグノ・エンジェリックカラー ホワイト

一番使用頻度が高いホワイトです。近場の文房具屋さんでも売ってるので比較的入手しやすいです
あと値段がお安めなので2~3本ぐらい買ってストックしてます
はっきりとしたハイライトを付けたいときに多用します
はっきり色が出るのですが、シグノは基本マーカーに滲みやすいんです…(´・ω・`)

シグノ 太字 ホワイト

エンジェリックカラーと同じく使用頻度が高いホワイトです。むしろ昔からずっとこれ一択でした。
値段もエンジェリックカラーとそこまで変わらず、入手しやすいです。
はっきりと色が乗りやすいのでハイライトとかにつかっているんですが
太字なので後れ毛とか細かい所のハイライトにはあまり向きません…orz
細い箇所はエンジェリックカラー、髪や目などの大きいハイライトはシグノの太字と分けています。

 

Juice up ホワイト

先ほど紹介したシグノより細い0.4ミリのボールペンです。
以前からJuice upのホワイトはとても良いって噂を聞いてて欲しかったんですが
残念ながら地元には売っていなくて私は通販で取り寄せました(´・ω・`)
使い心地はかなり描きやすいです!はっきり色も出るし個人的には優秀だと思います。
ただ水彩とはあまり相性が良くないらしく水彩絵だとインクが全く出ません…
なので私はコピック絵の時だけ使ってます。後れ毛などエンジェリックカラーよりも細いので
より細かいハイライトをつけたり模様描くのに使ってます。

 

CHOOSE

家にあったボールペン。調べたら数年前にはもう廃盤になってたみたいです…
インクが出なかったのと使用頻度も高くなかったので省きます…(すみません)

 

Juice ミルクの香り

 近場にJuice upが売ってなくてヤケクソ気味に買ったもの。100円もしなかった気がする
ミルクの香りがする。書き心地はJuice upと同じ感じかなと思ったけどややインクが薄め。
まだハイライトとして使った事ないけどコピック向きかなと思う。

 

SARASA ミルクホワイト

いつ買ったんだろこれ…?多分セブンで購入。
意外にもホワイトが濃い気がする。Juice upと同じぐらいインクが濃いかも。
こちらもまだちゃんと使用した事ないのですがコピックのハイライトに向いてそうです。

 

ネオピコライン ホワイト

世界堂の通販で購入。382円ぐらいで購入。
最初よさげかなーって思ったんですがずっとインクが出てくるわけじゃなくて
修正液のように振ってインクが出るまでペン先を押し付ける…っていうタイプ。
すぐにペン先がガビガビになるし液漏れするのであまりお勧めしないです…

 

白筆ぺん

 TLで見かけてどんなものか購入。
一度塗りで透明感のある白、二度~三度塗りでやや濃い目の白になります。
筆ペンなので髪のハイライトにも使えるので重宝出来るんですが…
インクのボタ落ちがすごい。マジで。
ペン先を良く見てないと完成原稿にボタ落ちとかっていう悲しい事故が起きるので要注意です…

 

漫画ライナー

今回購入したもの。
インクの濃さはSigno太字と同じぐらい。ペン先の加減によって細さも変わったりします
次使うときにインクが出なくなるという事も今の所ないので安定して使えそうです。
ポスカに近いかもしれない。
まだ絵に使っていないので近々使用してみたいと思います。

 

そんな感じでホワイト比較でした!
ホワイトはアナログ絵では縁の下の力持ちと思っているので少しでも参考になったら幸いです…!
アナログ絵師さんの中にはアクリル絵具のホワイトだったりコピック用のホワイトを使ってる人もいるみたいなのでいずれ試してみたいですね。