画材のあれやこれや

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アナログ画材のあれこれの覚え書き

水彩紙再レビュー⑤

やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画も第五弾になりました!
毎度のごとく個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

 

 

ムーラン・ドゥ・ロワ


■マルマン社(キャンソン)/コットン100%/極細・細目・荒目/フランス製/

ずっと使いたかった水彩紙の一つです。
個人的にヘリテージより取っ付きやすい印象。
とにかくぼかしが綺麗だし、絵具が伸びやすいし発色も綺麗です
ただし濃い色は乾くと色が薄めになるので何回か重ね塗りしていくと綺麗に出来るかもです。
シャーペン線画との相性も個人的によかったです
ただし大きいサイズは大分お高めなのではがきサイズだとコスパが良いかなって感じですね
ヘリテージさんもはがきサイズで出してくれんかな…(遠い目)
絵に使用しているのは荒目です。

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ラングトン・プレステージ


■クサカベ(ラウニー)/コットン100%/中目/イギリス製/

ラングトンのワンランクアップした方です。
お値段見て通りかなりお高い水彩紙です……
かなり塗りやすいしぼかしもグラデも綺麗にできます。
こちらも乾くと色が薄くなりがちなので何度か重ね塗りするのがおすすめです。
適度に水彩境界も出来るので水彩って感じの塗りが出来る印象。
普通のラングトンをまだ試していないので入手したら違いとか比較したいです

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モンバルキャンソン


■マルマン社(キャンソン)/ウッドパルプ/中目/フランス製/

びっくりするぐらい水彩境界が出来る
狙っていない所に水彩境界が出来まくるので個人的に苦手な紙です…
塗り心地はヴィフアールとコットマンの中間ぐらい…?(曖昧)
個人的にふんわりとした塗りよりはぱきっと陰影がある絵の方が向いてるイメージ。

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アヴァロン


ホルベイン/コットン100%/中目/イギリス製/

説明に「めっちゃ水弾くよ!!塗る前に水でばーっと濡らして塗ってね!(要約)」って書いてあったので
使い心地悪いのだろうかって構えていたんですが個人的に好きな紙です
とにかくぼかしが綺麗。綺麗にぼかしが出来るもんだからテンション上げてぼかしまくってしまう
グラデも優秀ですしホルベインさんが出してる水彩紙の中では推しです…
塗り心地的にはストラスモアに近い印象。

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そんな感じで最近使ったものを紹介してみました~!
ワットマンを入手したのですが見事に風邪をひかれていたのでマルチサイジングを塗った上で
復活できたら改めてレビューしたいと思います…orz