画材のあれやこれや

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アナログ画材のあれこれの覚え書き

水彩紙再レビュー④

やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画第四弾~!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

 

 

マットサンダース

www.gakubuti-gazai.com


■ミューズ社/中性紙(ウッドパルプ)/細目/日本製/廃番

現在廃番となっている紙です。
なので運良くフリマサイトか文房具屋さんとかにあって見つけたらラッキーな感じです。
私は7種の水彩紙を再購入した際に運良くマットサンダース入りのを購入して、某フリマサイトで売られていたのを購入しました。
表面はややざらついてる感じですかね。塗り心地はコットマンに似てましたね。
結構ムラが残るのでせこせこ塗らないと大変な事になりそうです…
コピックで使ってる方もいるみたいなのでコピックとの相性も良さそうです。

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 ワーグマン

オリオン社/ウッドパルプ/細目・中目/日本製

 

アクリルデネブと同じく両面使える水彩紙です。
細目は個人的に中目ぐらいで、中目が荒目ぐらいの目の粗さでは?って思いました。
塗りやすさでは細目が好みかもしれない。
中目はミリペンで線画するのが大変でした……目が荒いので分離色とかに活かせそう。
発色はかなり良いです。あと私が買ったものは350gなのですが水をたくさん使ってもたゆみませんでした
左が細目、右が中目で描いたものです。

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ファブリアーノ・エキストラホワイト

■ミューズ社(ファブリアーノ社)/コットン100%/極細目・細目・荒目/イタリア製/メーカー在庫限り

 

知る人ぞ知る感じの有名な水彩紙ではないでしょうか?
正式名称(?)はアルティスティコ水彩紙だそうです
周囲からファブリアーノは良いぞって聞いていたので気になっていたのですが
何故か中々手が出せず…取り扱い終了すると聞いて急いで荒目のSMサイズ買いました()
荒目は個人的に中目ぐらいの粗さでちょうど良い感じでした。
ミリペンでのペン入れもしやすいですし発色もかなり良いしグラデも綺麗に出来る優等生です。
ただあえて欠点を言うなら滲みが苦手なのかなって感じの印象でした。それ以外は本当にいい感じ。
こちらはメーカー在庫限りで取り扱い終了するようですので購入の際はお早めに…

 

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ファブリアーノ・クラシコ5

■ミューズ社(ファブリアーノ社)/コットン50・木材パルプ50/細目・荒目/イタリア製/メーカー在庫限り

こちらも同じファブリアーノ社の水彩紙です。
ファブリアーノのサンプル紙を購入した際に一緒に付いてきました。
紙が210gなので水をたくさんを使うと当然ですがめちゃくちゃ反ります(;・∀・)
まぁ、でも元々ボタニカルアート用だもんね…せやな…
私が絵に使用したのは荒目ですがそこまでぼこぼこしている印象もなく普通に塗りやすい印象
こちらもメーカー在庫限りで取り扱い終了だそうです。

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そんな感じで今回はここ最近購入した水彩紙を紹介してみました!
ようやく運命の水彩紙に出会えたと思ったらメーカー取り扱い終了でかなしみです…
せっかくなので取り扱い終了までは相棒になってもらいますよファブリアーノさん……
他にも使ってみたい水彩紙が多いですね…廃番になったワットマン、ミューズケナフ、ムーラン・ドゥ・ロワ、あと現在販売しているものならラングトン、ラングトンプレステージストーンヘンジ
いつか出会えたらいいなぁと思いつつまた何か描いたらレビューします( ˘ω˘ )