画材のあれやこれや

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アナログ画材のあれこれの覚え書き

水彩紙再レビュー②

やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?
っていうことを考えたので水彩紙再レビュー企画第二弾~!
今回は意図せずオリオン社さん縛りになってしまいましたがレビューしていきたいと思います!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

 

 

ハーネミューレ・バンブー

 
オリオン社/竹90%、コットン10%配合/細目/ドイツ製

ハーネミューレの水彩紙の中で一番好みの水彩紙です
こちらは竹90%配合(残り10%はコットン)
発色は綺麗で少しクリームかかっているので柔らかい印象になります
個人的にコピックで塗ったような感じかな?
ただハーネミューレの水彩紙というかオリオンさんの水彩紙全般なのかもですがマスキングにはかなり弱いです…
剥がそうとすると一緒にべりべり剥がれるのでおすすめしません(;・∀・)

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ハーネミューレ・セザンヌ

 
オリオン社/コットン100%/細目・中目・荒目/ドイツ製

ハーネミューレの中でお高めのイメージ。
発色は綺麗だけどやや控えめで塗りやすいけど私の塗り方のせいなのかムラできやすい…?
でもペン入れもすいすい出来るし特に癖も感じないかな
個人的に中目が一番使いやすい。コピックとの相性も良さそう。
左が中目、右が荒目使ってます。

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ハーネミューレ・トルション


オリオン社/中性紙/ドイツ製

表面が少しがさがさしている水彩紙です。
猫の腹毛っぽい手触りかなと思ったけど私の幻想でした←
ややクリームかかっているので発色はやや柔らかめの印象。 
手触りががさがさしているのに塗り心地良いし修正もしやすい。
淡い色もしっかり定着してくれるのも良き。淡い印象の絵とかに合いそう。

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シリウス


オリオン社/中性紙(ウッドパルプ)/日本製
 

名前に惹かれて購入したもの←
和紙のような手触りで水彩境界が出来やすい。
発色はやや抑え目で、塗りムラが出来てしまう…(´・ω・`)
影をくっきり付けたい絵にはおすすめかも。
コピックとの相性は良い感じ。むしろコピック向きの紙のような気がする。
左が透明水彩、右がコピック使用したもの

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アクリルデネブ

 

オリオン社/中性紙(ウッドパルプ)/細目・中目/日本製

両面使える水彩紙です。細目と中目の2種なので気分で使い分けたり出来るの良いですね
個人的に中目が使いやすい印象。
中目は目が粗いので分離絵具を使うと分離具合が分かりやすいので良き
個人的に可もなく不可もなく普通に塗りやすい紙かな。
細目はややつるっとしている感じでペン入れもしやすい
左が中目、右が細目使ってます。
ちなみに水彩色見本カードではアクリルデネブの中目派です(?)

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今回は少なめですがこの辺で!
オリオンさんの水彩紙は割と癖が強いのが多いので大分相性が合う合わないのが分かれそうですね
無難なのは個人的にはアクリルデネブかなと思います。
オリオンさんの水彩紙でワーグマンというのがあるのですがそちらも気になってます…!